説明：銀河が魅惑的なのは、見えているところだけでなく、見えていないところに関してもです。大規模渦状銀河[#］NGC 1232[T]が超大規模望遠鏡群[#]のひとつによって詳細に撮影され、これは、その良い例[op]です。目に見えているものの大部分を占めているのは、何百万個もの明るい恒星や暗黒の塵であり、それらは、銀河の中心のまわりを回転している複数の渦状腕[#］で構成された重力による渦の中に捕らえられています。複数の明るい青い恒星を含んでいる散開恒星団が複数[#］、これらの渦状腕に沿ってちりばめられているのが見えます。一方、濃い恒星間塵[#]からなる複数の暗黒の筋[#］が、それらの間にちりばめられているのが見えます。あまり見えませんが、検知できるのが、何十億個もの微光の通常の恒星や複数の広大な恒星間ガス[#］であり、それらが一緒になってもたらしているのが、かなり大量の質量であり、銀河内部の力学の大部分を支配しています。先行する複数の理論が示すのは、更により大量の物質が未知の形態で目に見えていないことです。この広く行き渡る未知物質[#]は、銀河の外縁部にある目に見える物質の複数の動きを説明するために一部で仮定されています。

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