2004/08/05

発光星雲 IC 1396

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説明:何百光年にも渡り不規則に広がる、発光星雲IC 1396(1)に混ざっているのは、輝く宇宙のガスや複数の暗黒の塵の雲です。複数の星がこの領域で形成されつつあり、たったおよそ3000光年しか地球から離れていません。この領域の特に多彩なこの眺めは、ディジタル合成画像であり、複数の狭帯域フィルターを通して、記録されたものです。これらのフィルターは実際には、ほとんどの光を遮りますが、この星雲の特定の輝く原子からの特徴的な長を厳格に透過します。事実、ここで使用されている色彩配合(color scheme)によって、IC1396からの発光に原因する元素のいくつかを容易に突き止められます。硫黄の原子からの発光は、赤で表され、水素原子は緑、そして、酸素は青です。この美しいそして有用な結果は、とはいえ、目で見るのとは、大変違っています。IC1396は、高く、遠く外れた{シーフィアス座(ケフェウス(2)Cepheus)}にあります。

 

明日の画像壮麗な影

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎

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(1)

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(2)

 同上>星座写真集>秋の星座>Cepheus~ケフェウス座~から

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