説明:私達のいる天の川銀河の平面は、ぎょしゃ座(1)(馭者座;Auriga)の中を走っています。古い北半球の星座にある星雲や星団の豊富な集りの大部分が、この広大な視角10度の幅広い空の眺めの特徴です。明るく輝く恒星、{エルノス(エルナト(4);Elnath)}が最下部右側にあり、ぎょしゃ座をもうひとつ別の星座、おうし座(2)(牡牛座;Taurus)につなげています。三つの散開星団、{シャール・メイエイ(シャルル・メシエ(3))}のM36、M37、及びM38が、エルノスの左上の密度の高い星の領域の中に並んでおり、それらは、望遠鏡を装備した多くの天体観望家達に良く知られています。しかし長時間露出写真がまた引き出しているのが、星の形成域である赤色を帯びた発光星雲群で、IC 405、IC 410、及び、IC 417です。E.E.バーナード(5)(Barnard)の暗黒星雲群(dark nebulae)、B34とB226が、もっと明るい背景に対して、目立っています。ぎょしゃ座を長時間露出した空の主だった部分をもっと識別するのに助けが必要ならば、マウスポインタを画像の上においてください。
明日の画像:空の眺め
APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP)
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