説明：これらふたつの大銀河を繋げているひとつのガスの橋があるのでしょうか？かなり可能性がありますが、確信はなかなかできません。左上にある{M86[a]}は、巨大な楕円銀河のひとつで、近隣にある{おとめ座銀河団[b]}の中心部近くにあります。私達がいる天の川銀河が落下しつつあるのは、おとめ座銀河団の方向で、およそ5千万光年離れたところにあります。M86の右下にあるのは、{特異な渦状銀河NGC 4438[cd]}であり、それは、視角度的に近くにあるNGC 4435と一緒になって、{二つの目銀河[e]（またはアープ120[f]）}として知られています。ここで主役となるのは、この領域をこれまでに撮った比較的長時間露出の画像のひとつであり、示しているのは、赤く輝くガスがM86を取り囲んでおり、そしてそれをNGC4438と繋げているように見えます。この画像はおよそ満月の大きさの幅があります。しかし、また知られているのは、私達がいる天の川にある{"巻雲ガス"[g]}がふたご座銀河団の正面に重ね合わされており、そしてこのガスが低速であるという複数の観測結果はこの天の川の起源仮説とより矛盾していないように見えることです。最終的な答えは、将来の調査研究からもたらされるかもしれません。それは、NGC4435のこれらの伸びた青い銀河の腕がどのように作り出されたかについて、同じく解決するかもしれません。

公開された科学：{天体物理学ソース・コウド・ライブラリーにある1750を超えるコウドを閲覧ください。[hij]}

検索	明日の画像：太陽へ APOD（原文）著者と編集者：ロバート・ニーミャロフ（MTU）、ジェリー・ボネール(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳：丹羽　愛一郎	運営
		ランダム・エイポッド
[a]	M（Messier object）：M（メシエイ天体[Messier English]）、メシエイ目録（星雲と星団に関する目録）に掲載されている彗星ではない天体
[b]	おとめ座：乙女座、Virgo
[c]	渦状銀河：渦巻き銀河、spiral galaxy
[d]	NGC：ニュージェネラルカタログ[慣]、ニュー・ジェネラル・カタロウグ[New General Catalogue English]、星団と星雲に関する新総目録、新一般カタログ[慣] 、星雲と星団の新一般カタログ[慣] 、NGCカタログ[天辞]
[e]	二つの目銀河:目銀河、The Eyes galaxies、マーケリアンの二つの目銀河、Markarian's Eyes galaxies
[ｆ]	アープ[Arp English]：ホルトン・アープが編纂した特異銀河の天体目録[Halton Arp English]　Arp number、The Arp Atlas of Peculiar Galaxies
[g]	巻雲ガス：cirrus gas
[h]	ソース[Source English 慣]
[i]	コウド[code English]：コード[慣]
[j]	ライブラリー[Library English 慣]
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