説明:太陽系最大の火山は、火星上にあります。{オリンパス山(オリンポス山)}は、標高が24000メーター、差し渡しが550キロメーターあります。比較すると、地球最大の火山であるハワイィ(Hawaii)にあるマウナ・ロア山(Mauna Loa)は、標高が9000メーター、差し渡しが120キロメーターです。そのような大きな火山が火星上に存在できる理由は、低重力であることと表面の地殻構造運動 がないことです。オリンパス山は、盾状火山(shield volcano)の一つで、流動的な溶岩で作られました。先週火星に到着したマーズ・グローバル・サヴェイヤ(Mars Global Surveyor)は、今後三年間に亘り、この惑星の写真を撮る予定で、その高い解像度は、差し渡し100メータしかない物体を観ることができるでしょう。上の画像を撮影したのは、マリナー9号(Mariner 9)で、1971年と1972年の間、火星を周回し、写真撮影しました。
明日の画像:モンゴリア上空の月 |