説明:{かじき座30星雲(30 Doradus)}の中心部にあるのは、ひとつの巨大な星団で、最も大きく、最も高温で、最も重いと知られている星で構成されています。この星団の中心部はR136として知られており、上の画像の右上の部分に四角で囲まれています。この画像の残りの部分を満たしているガスと塵は、主に発光星雲かじき座30からの電離した水素です。R136は、何千もの熱い青い星で構成されており、そのいくつかは私たちの太陽の50倍の重さがあります。かじき座30{星雲}とR136があるのは、大{マジェラン(マゼラン)}星雲(LMC:Large Magellanic Cloud)の中で、私たちの天の川銀河の{付随}銀河(satellite galaxy)です。R136は、その中にある星々の年代の若さから、散開星団として、みなされるのが最も良いですが、R136の密度からすると,おそらく数10億年内で低重量の球状星団になることでしょう。
明日の画像:銀河の衝突後 |
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2 2001 July 30 October 4, 1997 May 24, 1996 |