説明:408メガヘルツ(毎秒4億8百万回)にあなたの電波望遠鏡を同調させ、電波の空を調査してください。その周波数は、合衆国のテレビジョン放送チャネル13と14の間のどこかのダイアルで見つけられるはずです。1970年代に三つの電波天文台、{ジョドラル・バンク(ジョドレルバンク)}、マックスプランク電波天文研究所(MPIfR)、パーキーズ天文台(Parkes Observatory)で 大きな皿形アンテナ(パラボラアンテナ)が使われたのは、まさにその{デイター(データ)}を結び付けて、全天図を作ることでした。この周波数近くの宇宙電波は、高{エナジー(エネルギー)}の電子が磁場に沿っ て螺旋運動することによって発生します。その結果として得られた{代替 色}画像には、銀河平面が水平に中央部を走っていますが、星は見えません。代わりに、平面近くにあるたくさんの輝点は、複数の、遠くにあるパルサーや星の形成域、そして超新星残骸であり、一方、巨大な複数のループ構造 は、局所的な恒星活動によって膨らんだ泡の断片です。銀河平面のおよそ右中央部にある{セントーラス(ケンタウルス)}A銀河やLMC{大マジェラン(マゼラン)雲}(右下)のような 系外銀河もまた、電波の空に輝いています。
明日の画像:高温のガスと暗黒物質 |
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