2003/05/22

月食モンタージュ

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説明:今月の月食を観た後にアマチュア天文学者のセイバスチャン・{ゴウティエイ(ゴティエ)}氏がこの合成画像を注意深く組み立てました。それは望遠鏡で観た月が惑星地球の影に滑り込むときの複数の画像からできています。一番深く影に入った時の月食に対応するのが中央の画像です。月面を横切るゆらぐ光によりうまく実証されているのはこの惑星{地球}の影の暗さは宇宙に広がるにつれて一様ではないことです。事実、月の海や山がぼんやりした赤みがかった太陽光の中で依然として見えており、その太陽光は地球大気によって円錐形の影の領域すなわち本影の中に散乱されたものです。今回の月食でこの月の軌道が通ったのは本影の更に暗い核の北側であり、月のクレイターがある南の高地に影がさしているが見えています。ゴーティエイ氏の望遠鏡と写真機材が設置されたのはトゥワ・リヴィエール大学シャンプラン天文台で{キャナダ(カナダ)}、{クィベック(ケベック)}州にあります。

 

明日の画像立体像の月

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎

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