2003/10/29

強力な太陽フレア

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A Powerful Solar Flare
Credit: SOHO Consortium, LASCO, ESA, NASA

説明:昨日、記録された歴史上最も強力な太陽フレアの一つを私達の太陽が作り出しました。{電磁スペクトラム(a)}を通してみると、太陽はわずかなあいだ、X線で通常の100倍を超える明るさになりました。今後数日間にわたり、これらの領域から放出された{エナジー(b)}の強い粒子が地球を叩くと、衛星通信は影響を受け、{オローラ(c)}が発達するかもしれません。このフレアとその結果の{CME(d)}は巨大な太陽黒点群10486から放出され、太陽を周回する{ソウホウ衛星(e)}に搭載された{ラスコウ装置(f)}によってそれが発生したときに上のように撮影されました。太陽の円盤はその周囲の領域を強調するために隠されています。このコマ撮り動画が表しているのはそのすざましい爆発であり、それぞれおよそ実時間で30分毎に分けられたコマにされています。これらのコマに次第にノイズが多く現れるのはこのCMEからくる陽子がこの検出器を叩き始めたからです。ソウホウ衛星はこの太陽粒子嵐からの被害を避けるために一時的に{セイフ・モウド(g)}にされています。

 

明日の画像赤緑

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎

運営

(a) スペクトラム:スペクトル、spectrum
(b) エナジー:エネルギー、energy
(c) オローラ:オーロラ、aurola
(d) CME:コロウナ大噴出、 コロナ質量放出、Coronal Mass Ejection
(e) ソウホウ:ソーホー、SOHO、Solar & Heliospheric Observatory
(f) ラスコウ:ラスコー、LASCO、Large Angle and Spectrometric COronagraph
(g) セイフ・モウド:セーフ・モード、safe mode