説明:なぜ{アンドゥラメダ(アンドロメダ)}銀河は巨大な環をもっているのでしょう?私達のいる天の川銀河に最も近 いこの大規模銀河は紫外線光で見ると、渦状銀河というよりもむしろ環状銀河のように見えます。この環が美しく強調されているのは新たに公開されたこのアンドゥラメダ銀河(M31)の組み合わせ画像の中です。この画像を撮影したのは銀河進化探査衛星(GALEX:ギャレックス)で、今年の4月に軌道に打ち上げられた衛星です。上の画像の中では紫外線光はディジタル的に可視光に変更されています。複数の若い青い星がこの画像で優位を占めており、銀河中心からかなり離れた別の星形成域であると同様に星を形成する環であることが示されています。この巨大な15万光年の環の起源は不明ですが、おそらく関係しているのは巨大な銀河の近くを周回している小型の付随銀河との重力相互作用です。M31はおよそ3百万光年の距離にあり、双眼鏡なしでも見られるほど明るく、アンドゥラメダ 座の方角にあります。
お知らせ:今日は冬至です。
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明日の画像:彗星の帰還 |