説明:一つの若い天体から高速で流れ出す分子ガスが赤外線の光で輝いています。それは、この最近撮られた代替色のスピッツァー宇宙望遠鏡からの画像の中に表されています。この赤外線源は 、HH(ハービッグ-アロ)46/47と登録されており、それが留まっているのは 、暗黒星雲すなわち{バーク(ボク)}の小滴(Bok globule)の中で、組み込まれた光学画像中の暗黒星雲の右下隅近くにあります。この暗黒星雲は、可視光で見ると大部分が不透明です。これらの強力な流出の特徴は 、ほぼ一光年に亘り、広がっていて、暗黒の星間物質の中に潜り込んでいます。そして、これらの特徴は、太陽のような星の一生の初期段階であるとされています。すなわち、私達の太陽の進化の一段階がうまく表わされているのかもしれません。それは、45億年前に起 こり、星周円盤から の私達の太陽の形成を伴いました。この若い恒星系はスピッツァーの赤外線{観測}能力により探査されているじれったくなるような天体の一つです。それは比較的近い、たった、およそ1140光年の距離に位置し、航海用星座ほ座の中にあります。
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明日の画像:七姉妹 |
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