説明：{この中}の星は皆どこにいったのでしょうか？以前は空の穴と考えられていましたが、現在では暗黒の分子雲(molecular cloud)として天文学者達に知られています。ここでは、高濃度の塵(dust)と分子ガス(molecular gas)が背景の星から放射された可視光線のほとんどすべてを吸収しています。その奇怪な暗黒の環境により、これら分子雲の内部は、宇宙で最も冷えたそして最も隔離された場所になっています。この種の暗い{吸光(暗黒)}星雲(3)(dark absorption nebulae)で最も注目すべきひとつが、へびつかい(蛇使い)座(1)(Ophiuchus)の方向にある{分子}雲(2)であり、バーナード(Barnard)68として知られており、上に写真掲載されています。中央部に星が見えないのは、バーナード68が比較的近いところにあることを示しており、測定によるとそれはおよそ500光年離れており、差し渡しは半光年あります。どのようにバーナード68のような分子雲が形成されるのかは正確には分かっていません。しかし、これらの雲自体が新しい星を形成すると思われる場所であると知られています。赤外線(infrared)光でこの雲の中をずっと見通すことができます。

お知らせ：アイポッドの編集者が一月、ニュー・ヨークで講演します。