2005/01/21

火星の平野にある金属

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説明:移動探査車オポチュニティは、火星で何を発見したのでしょうか?{マリディアニ(メリディアニ)}高原(Meridiani Planum)にある何もない広大な平野を横断している間に、満一歳の地球の自動化された移動車の一台は、ある意外なものを発見しました。それは、昨年{火星への}降下の間に捨てた金属製の熱遮蔽板(metallic heat shield)の所在地を訪れたときでした。その驚きとは、左下に見える岩で、それは主に密度の高いと{ニコル(ニッケル)}の金属からできていることが分かりました。その背後には、大きな円錐形の物体とその右に飛び出た破片がありますが、それらはオポチュニティが投棄した熱遮蔽板の一部です。もっと小さい熱遮蔽板の残骸もまた、見えています。科学者たちは、このバスケット・ボール大の金属の"熱遮蔽板岩"が火星原産のものではなく、むしろ、昔に{落下した}金属隕石(鉄隕石(1))らしいと考えています。後からの考えでは、火星上の何もない広大な塵の平野で隕石(3)(meteorite)を一個見つけることは、南極の何もない広大な氷の平野で、見つけられた地球にある複数の隕石(2)と類似していると考えられるかもしれません。この発見によって、全体的に多い火星の岩石は、外の宇宙からそこに落ちてきたという複数の推測が提示されています。

 

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎

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 2011 July 31