2005/02/23

南極の氷山の航海

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説明:ニューヨーク州(New York)の一部が割れて、ニュージャージー州(New Jersey)にぶつかったらどうなるでしょうか?どちらも大地の巨大なかたまりにつなげられているので、起こることはありえませんが、この規模の出来事(1)が、過去三ヶ月にわたって、南極沿岸沖で起こりました。ニューヨーク州のロング・アイランド(Long Island)規模の氷山B-15Aが、漂流して、ロス海を100キロメータ横切って、ぶつかったのは、海底の浅瀬(shoal)でした。それは、巨大なドゥリギャルスキー氷舌(Drygalski Ice Tongue)との予想されていた衝突の直前でした。その氷舌は最後の画像の右底に見えています。地球の南半球は夏なので、比較的温暖な気候のため、周辺の氷が大量に融けて、無くなることは予想されていましたが、現在、B-15Aは、この氷の多くが海に流れ出るのを防いでいます。これにより発生したのは、{マクマードウ・ステイション(マクマード基地)}(McMurdo Station)に補給する船の問題だけでなく、泳ごうとしている{ペングィン(ペンギン)}たちにとっても問題です。B-15Aを産んだもっと大きなロス氷棚(Ross Ice Shelf)は、いくつかの大きな氷山を過去数年間にわたり、撒き散らしてきています。

 

明日の画像スキー旅行

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎

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(1)

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