2006/03/16

りゅうこつ星雲にあるエイタ星と鍵穴星雲

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説明:南は、この多彩な拡大された眺めの上方で、南天の有名な星の形成域、大りゅうこつ(竜骨)星雲(Great Carina Nebula ,NGC 3372)です。この画像は、中央近くにある塵の多い鍵穴星雲(Keyhole Nebula ,NGC 3324)を取り囲む領域を覆っています。その幅は、およそ40光年あり、推定距離7500光年にある更に大きなりゅうこつ星雲(Carina Nebula)内にあります。もっと北にある{オライオン(オリオン)}星雲のように、この明るく輝くりゅうこつ星雲は、肉眼でも容易に見ることができます。しかし、この望遠鏡写真の中の劇的な複数の色彩は、割り当てられた色彩(mapped colors)です。それらは、複数の狭帯域のフィルターを通した三つの露出画像に基づいており、それぞれは、このガス状の星雲内の特定の原子によって放射された光を記録するよう意図されています。硫黄は青で、水素は緑で、そして酸素は複数の赤い色合い表されています。りゅうこつ星雲は、若く、非常に重い星々が集まるところで、依然として謎めいた変光星であるりゅうこつ座{エイタ(エータ)}星(Eta Carinae)が含まれており、それは、太陽の質量の100倍を裕に超える恒星です。複数の回折スパイクで強調されているエイタ星鍵穴星雲のすぐ右(東)上にあります。

 

明日の画像:はるか北に

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
 

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