2006/03/17

おおひしゃく星団

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The Big Dipper Cluster
Credit & Copyright: Noel Carboni

説明:北天のよく知られている星群(asterism)、おおひしゃく(大柄杓)(邦名:北斗七星(3))は、逆さに見えるときでさえも、容易に見つけられます。もっと大きなおおくま(大熊)座(1)の一部である、上の明るく輝く柄杓の星々(2)(dipper stars)の名前は(柄杓に沿って左から右へ)、{ドゥービー(ドゥーベ)}、{ミーラク(メラク)}、フェクダ、{ミーグレズ(メグレス)}、{アリオス(アリオト)}、{マイザー(ミザール)}/{アルコア(アルコル)}、そして{アルケイド(アルカイド)}です。もちろん、所定のどの星座の星々も、物理的な関係はまずありせん。しかし、驚いたことに、この大柄杓の星々のほとんどは、同じ方向を向いて進んでいるように見え、それらは、天空を横切る、より大きな領域に広がる、他の星々と分かち合っている場所を宇宙を貫いて耕すかのようです。それらの測定された共通した動きが示唆するのは、それらがすべて、近隣にある疎な星団に属していることで、平均で、たったおよそ75光年しか離れておらず、差し渡しは、30光年まで及びます。この星団は、もっと正確には、おおくま座運動星群(Ursa Major Moving Group)として知られています。

 

明日の画像:赤斑二世

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
 

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(1)

 space > 春の星座 > おおぐま座  から 

(2)

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(3)

 同上 > 春の星座 > おおぐま座 > おおぐま座 北斗七星 から