2006/06/12

真横向きの銀河NGC5866

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Edge-On Galaxy NGC 5866
Credit: NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA); Acknowledgment: W. Keel (U. Alabama)

説明:なぜこの銀河はそんなに薄いのでしょうか?多くの円盤銀河は、実際に、上に写真掲載されたNGC5866とちょうど同じぐらい薄いのですが、私たちが見ている位置から、真横には見えません。真横の位置にある銀河の一つは、私たちのいる天の川銀河です。レンズ状銀河(lenticular galaxy)に分類される、NGC5866(1)が持つ、多数のそして複雑な塵の筋は黒や赤に見えており、一方、この円盤の中にある明るく輝くたくさんの星々は、それにもっと青い、潜在的な色合いを与えています。若い星々からなるこの青い円盤が、非常に薄い銀河面の中にあるを通して広がっているのが見えており、一方、この円盤の中心にあるバルジ部は、オレンジ色を帯びて見えており、それは、おそらくそこにある、より古く、より赤い星々からくるものです。質量では、私たちの天の川銀河と似ていますが、光がNGC 5866を横切るのにおよそ6万光年かかり、それは私達の銀河を横切るのにかかるよりもおよそ30パーセント少ないものです。一般的に、多くの円盤銀河が、大変に薄い理由は、それを形成したガスが、その重力的な中心の周りを回りながら、自ら衝突したからです。NGC 5866銀河は、およそ4千4百万光年離れており、ドラゴンの星座(竜座)の方角にあります。

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明日の画像:前方の不思議な太陽

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
 

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(1)

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