説明:{アンドゥラメダ座(アンドロメダ座)}にある大規模な渦状銀河(別名M31(1))は、ほんの250万光年の距離にあり、私達のいる天の川に最も近い大規模な渦状銀河です。アンドゥラメダ銀河(2)は、肉眼では小さな、ぼんやりした斑点のように見えますが、その表面の明るさがあまりに低いので、にわか天体観測者達が、惑星地球の空でこの銀河の印象的な広がりを鑑賞することはできません。この愉快な組合せ画像では、この近くにある銀河ともっと明るく、もっと見慣れた天の光景との視角度の大きさを比較されています。その中で、アンドゥラメダ銀河の長時間露出画像は、明るい黄色い核の遠い向こうの複数の渦の腕の中にある美しい青い星団が描かれており、それは近くにある満月の典型的な眺めと合わせられています。同じ角尺度で表された、月が覆う空の範囲はおよそ1/2度で、一方、この銀河は明らかに、その数倍の大きさがあります。この長時間露出のアンドゥラメダ銀河(3)画像には、二つの付随銀河、M32とM110(下)もまた含まれています。
明日の画像:ベルトの星々 |
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