説明:銀河は、恒星のようにしばしば、群を形成します。銀河群(3)(group of galaxies)のシステムは、銀河が二つ以上含まれていますが、銀河団(4)(cluster of galaxies)で普通見られるような何十、あるいは何百よりは少ないです。最も有名な例は、{近隣銀河群(局部銀河群(1))}で、そこには、30を超す銀河が収容されており、含まれているのは、私達のいる天の川銀河、{アンドゥラメダ(アンドロメダ)}銀河および二つの{マジェラン(マゼラン)}銀河があります。上に写真掲載されているのは、近隣にある、ヒクソン44コンパクト銀河群(2)(compact group Hickson 44)です。この銀河群があるのは、およそ6千万光年離れたところで、しし(獅子)座(5)の方角にあります。NGC3190銀河群としても知られている、ヒクソン44銀河群に含まれているのは、幾つかの明るい渦状銀河(spiral galaxy)と左上にあるひとつの楕円銀河(6)(elliptical galaxy)です。右上にある明るい光源は、前景にある恒星です。ヒクソン44やその他のコンパクト銀河群内にある多くの銀河は、ゆっくりと併合しあっているか、または互いに重力的に引き合いながら離れています。
明日の画像:地平の月 |
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