2007/05/29

ハッブルから見た明るい渦状銀河M81

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Bright Spiral Galaxy M81 from Hubble
Credit: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)

説明:ハッブル宇宙望遠鏡は、近隣にある渦状銀河M81の壮観な新しい画像の中で、個々の恒星を解像しています。その功績は、1920年代にウィルソン山100インチ径フッカー望遠鏡(Mt. Wilson 100-inch Hooker Telescope)を使って、近隣にある銀河M31にある星々を解像した、エドゥウィン・ハッブル(2)(Edwin Hubble)の歴史的な数々の画像と類似しています。エドゥウィン・ハッブルは、個々の{セフィアド変光星(セファイド変光星(3))}(Cepheid variable stars)を使って、M31が近隣の渦巻くガスではなく、むしろ私たちがいる天の川銀河のような銀河全体であることを示すことができました。ハッブル宇宙望遠鏡(4)(Hubble Space Telescope)によって可視光で撮られたこの上の画像は、銀河進化探査衛星ギャレックス(Galex(1))による紫外線、スピッツァー(Spitzer)による赤外線、及びチャンドラ(Chandra)によるX線で撮られた画像と共に使われて、M81の歴史の中でどのように恒星が形成され、死んできたのかが研究されています。光がM81から私たちのところに届くのには、およそ1200万かかります。M81は、双眼鏡でおおぐま(大熊)座(5) (Ursa Major)の方角に見えます。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
 

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(1)

 AstroArts>天文ニュース >2007/05/10>打ち上げ4周年のGALEX、M81銀河を撮影 から

(2)

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>エドウィン・ハッブル から

(3)

 同上>セファイド変光星 から

(4)

 同上>ハッブル宇宙望遠鏡 から

(5)

 同上>おおぐま座 から