説明:宇宙は銀河で満ちています。しかし、それらを見るために天文学者達は私達のいる銀河、天の川の星々の向こう側にある外を見なければなりません。たとえば、{渦状銀河(渦巻銀河)}のNGC 6384(3)のこの多彩な望遠鏡の眺めについて考察してみましょう。それはおよそ8000万光年離れており、へびつかい(蛇使い)座(1)の方向にあります。その距離で、NGC6384は差し渡しが推定15万光年あります。この鮮明な画像が表すのは、この遠方の銀河の青い渦の腕と黄色を帯びた核部の中の詳細です。 とは言え、この写真の中に見えている個々の星々は、すべて、近い前景にあり、私達のいる天の川銀河の十分中にあります。比較的明るい天の川の星々が示すのは、顕著な十字形、すなわち回折スパイク(2)(diffraction spikes)で、望遠鏡自体によって引き起こされたものです。特にこの視野は、視角およそ1/4度の幅があり、前景の星々が比較的豊富なのは、天の川の込み合った中心部の近くから外を見ているからです。
明日の画像:マンハトゥン・ヘンジ |
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(2) | SDSS SkyServer>Tools>ツール>有名な場所>偽の画像 から | |
(3) | おおぞら>系外銀河>NGC天体>NGC6384 から | |
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