説明:この星間にある獣は、宇宙の塵とガスから形成されており、複数の高温で若い恒星から来る{エナジー(エネルギー)}のある光や風と相互作用しつつあります。その形、見た目の肌理、及び色彩が合わさって、この領域(4)には狐の毛皮星雲(Fox Fur Nebula)というよく知られた名前が与えれています。左側の特徴的な青い輝きは、この画像の左端のすぐ向こうにある、いっかくじゅう(一角獣)座S星(S Mon:S MONOCEROTIS)からの光が塵で反射されているものです。複数のまだらな桃色と茶色の領域は、宇宙塵と電離した水素ガスからの赤色を帯びた発光が組み合わさっています。いっかくじゅう座S星は、NGC 2264と名づけられた若い散開星団(2)(open cluster)の一部で、その星団は、およそ2500光年離れていて、いっかくじゅう(一角獣(1))座の方角にあり、{円錐形星雲(コーン星雲(3);Cone Nebula)}の真北にあります。
明日の画像:雲の上
APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA) |
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