2008/06/24

イシカー裂溝帯:土星の衛星ティーディス上の大地溝帯

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説明:土星の月(2){ティーディス(テティス(1);Tethys)}上にある大地溝帯(Great Rift)は何が作り出したのでしょうか?だれも確かなところはわかりません。より公式的には{イシカー裂溝帯(イサカ・カズマ;Ithaca Chasma)}と名付けられた、この長い峡谷は上の画像の右側を横切って走っており、長さおよそ2000キロメーターにわたり、幅100キロメーターほどに広がっています。上の画像の撮影は、土星を周回中の自動化されたカッシーニ宇宙船によって、先月この氷の月のそばを高速飛行したときに行われました。イシカー裂溝帯の形成に関する仮説には、かなり前に冷却した時のティーディスの外部地殻の亀裂が含まれており、そして、どうもこの地溝帯が関係しているのは、{オディシアス(オデッセウス;Odysseus )}と名付けられた巨大な大盆地(Great Basin)衝突クレイターで、この特異な月の他の画像上にも見えています。カッシーニは現在、およそ4年間土星を周回中で、少なくともさらに2年間土星の撮影と探査を継続する予定です。

 

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明日の画像:ハニーの天体

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(USRA)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
 

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(1) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 > テティス (衛星) から
(2) 同上>土星の衛星と環 から