説明：若い星団M16を取り囲んでいるのは、宇宙塵や輝くガスからなる、星を生む複数の雲で、{イーグル星雲(Eagle Nebula；わし星雲(2))}としても知られています。その領域のこの美しい詳細な画像に含まれているのは、複数の風変りな形状のもので、ハッブル宇宙望遠鏡によるこの星を形成する複合体の良く知られた拡大接近画像の中で有名になっています。象の鼻あるいは"創造の柱(Pillars of Creation)"として描写される、中央近くを昇る濃い、塵の多い複数の柱状のものは、数光年の長さがありますが、重力的に収縮して、複数の星を形成します。この星団の星々からの{エナジー(エネルギー)}のある放射が先端近くにある物質を侵食し、ついには、埋め込まれた複数の新星を露出しつつあります。この星雲の左上の縁から伸びているのは、星を形成しつつある塵の多い別の柱状のもので、"イーグル星雲の妖精(Fairy of Eagle Nebula)"として知られています。M16とイーグル星雲(3)は、およそ7000光年離れており、双眼鏡や小型望遠鏡の容易な目標であり、分割された星座、へびのお（蛇の尾)座(1)の方角の天空の星雲が豊富な部分にあります。