説明:月の周りの暈(1)(halo)を見たことがありますか?このかなりありふれた光景が起こるのは、何百万もの小さな氷の結晶を含んでいる高層の薄い雲が空の多くを覆っているときです。氷の結晶はそれぞれ小さなレンズのように作用します。そのほとんどの結晶は、引き伸ばされた同じ六角形の形(六角柱)をしているので、光が、結晶面の一つに入り、そして反対側の面を通って出ていくと22度の屈折をして、それは月暈(2)(Moon Halo)の半径に対応しています。同様な日暈(3)(Sun Halo)は、日中に見られます。上の写真の前景の町は、スペインのサン・サバスチャン(4)(San Sebastian)です。遠い惑星木星(Jupiter)が偶然、この暈の右上に見えています。雲の中で正確にどのように氷の結晶が形成されるのかは、研究中のままです。
明日の画像:暗黒なんとか
APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP) |
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