2009/06/05

みなみのかんむり座を横切る星々と塵

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Stars and Dust Across Corona Australis
Credit & Copyright: Andrey Oreshko

説明:宇宙の塵の雲(4)が複数、大きく広がり横切っているのは、この広く見渡す望遠鏡の眺めの中にある星がたくさんある領域のひとつで、"みなみのかんむり座(1)"(南の冠座;Corona Australis)の北の境界近く(2)にあります。この塵の雲が最も濃い部分は、距離は恐らく500光年足らずで、そして、天の川l内の更に遠くにある背景の星々からくる光を有効に遮っており、その長さはおよそ8光年あります。その端(右上)にあるのは、一群の美しい反射星雲で、NGC 6726、6727、6729および、IC 4812と登録されています。特徴的な青い色は、高温の星々からの光が宇宙塵で反射されて、作り出されています。もっと小さな、黄色を帯びた星雲(NGC 6729)が囲んでいるのは、若い変光星(variable star)である"みなみのかんむり"座R星(5)(R Coronae Australis)です。壮大な球状星団(globular star cluster)NGC6723が、この眺めの右上の角にあります。NGC 6723は、この集まりの一部のように見えますが、実際には、それは約3万光年近く離れており、みなみのかんむり座の塵の雲(3)の先はるかかなたにあります。

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明日の画像:かわった銀河

APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
 

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(1) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 >(みなみのかんむり座) から
(2) GoogleSky>(NGC6723)から
(3) AstroArts>天文ニュース>2007年9月 >2007/09/25>地球にごく近い、みなみのかんむり座の星形成領域 から
(4) 同上>天文ニュース>2000年10月 >2000/10/10>[ESO] みなみのかんむり座の星生成領域 から
(5) 宇宙研 X線天文グループ (トップ)>日本のX線天文グループ> 「あすか」衛星の成果> X線で探る星の世界 > 星の赤ちゃんの大産声 から
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