2009/11/21  
NGC 253:塵の多い島宇宙 最新

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NGC 253: Dusty Island Universe
Credit & Copyright: Star Shadows Remote Observatory and PROMPT/CTIO
(Steve Mazlin, Jack Harvey, Rick Gilbert, and Daniel Verschatse)

説明:輝くNGC 253銀河は、眼でみることができる最も明るい{渦状銀河(a)}のひとつで、そして、最も塵の多いひとつでもあります。一部では、それを小型の望遠鏡で見た姿にちなんで、{"シルバー・ダラー銀河 "(1b)}あるいは、南天の星座(2)、{ちょうこくしつ座(c)}の境界内のその場所から適切に{ちょうこくしつ座銀河(3d)}と呼んでいます。最初に見つけたのは、1783年、数学者でありかつ天文学者である{キャロライン・ハーシャル(4e)}である、この塵の多い島宇宙は、ほんの1千万光年しか離れていません。差し渡しがおよそ7万光年ある、NGC 253は、{ちょうこうしつ座銀河群(f)}の中で最大の銀河で、私達のいる{近隣銀河群(5g)}に最も近いところにあります。その渦状の塵の筋に加えて、塵からなるよく目立つツル状のものが上昇しつつあるように見えるのは、銀河円盤からで、それは、この処理された色彩画像の中で、若い星団や星の形成域で飾られています。この高い塵の含有量は、急速な星の形成を伴っており、NGC 253に、スター・バースト銀河(6h)という名称もまた与えています。NGC 253は、{高エナジー(i)}のX線と{ギャンマ線(j)}の強力な発生源としても知られており、おそらく原因はこの銀河の中心にある複数の重い{ブラック・ホウル(k)}です。

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 APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
運営
(3) GoogleSky>(NGC 253) から
(5) 理科年表オフィシャルサイト >徹底解説>天文部>局部銀河群について から
(2) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 >(ちょうこくしつ座) から
(1) 同上>(1ドル硬貨 (アメリカ合衆国))から
(4) 同上>(カロライン・ハーシェル)から
(6) 同上>(スターバースト銀河)から
(a) 渦状銀河:渦巻き銀河、spiral galaxy
(b) シルバー・ダラー銀河:Silver Dollar Galaxy
(c) ちょうこくしつ座:彫刻室座、Sculptor
(d) ちょうこくしつ座銀河:ちょうこくしつ銀河、Sculptor Galaxy
(e) キャロライン・ハーシャル:カロライン・ハーシェル、Caroline Herschel
(f) ちょうこうしつ座銀河群:Sculptor Group of Galaxies
(g) 近隣銀河群:局部銀河群、Local Group of Galaxies
(h) 爆発的星形成銀河:スター・バースト銀河、starburst galaxy
(i) 高エナジー:高エネルギー、high-energy
(j) ギャンマ線:ガンマ線、gamma ray
(k) ブラック・ホウル:ブラック・ホール、black hole
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