2010/04/27

ブループ:深海からの謎の音

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The Bloop: A Mysterious Sound from the Deep Ocean
Credit: NOAA, SOSUS

説明:この不思議な音を地球の太平洋で作り出したのは何でしょうか?上に写真掲載されたのは、可視化された大きなそして特異な音で、"ブループ(Bloop)"と名付けられ、1997年に複数の深海マイクロフォンによって捕らえられました。上のグラフでは、時間が横軸で表され、{低い}周波数が縦軸で表され、そして、明るさが音の大きさを示しています。"ブループ"は、地球の海洋でこれまでに記録されたどんな種類の中でも最大の音の幾つかであるにもかかわらず、それらの発生源は不明のままです。"ブループ"音は、南米南部の{西}海岸沖(2)で数回発生したとされ、5000{キロメーター(キロミータ)}も離れても聞こえました。この音は、生物により発生されたものに類似していますが、この大きさで歌うのは、シロナガスクジラ(3)(blue whale)でも大きさが足りません。これらの音は、もっと大きな生物が地球の深い海洋の未探査の暗がりに潜んでいるという興味をそそる仮説を示しています。しかし、想像力をあまりかきたてない可能性としては、これらの音が、ある種の氷山生成が原因であるというものもあります。その他の大きなそして説明できない音が複数、記録されていますが、"ブループ"は、1997年以来もうずっと聞かれていません。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
 

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(1) 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - 宇宙航空研究開発機構:JAXA >JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在 > 野口聡一宇宙飛行士 > 最新情報 から
(2)  GoogleMap>(50oS; 100oW)から
(3) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>(シロナガスクジラ) から