2012/02/16
りゅう座にあるNGC 5965とNGC 5963 最新

説明:これらの二つの{渦状銀河(a)}は写真向きのペアで、北の星座(1)りゅう座(b)の境界内で見つけられます。それらは、色彩と向きが対照的で、NGC 5965(2)は私達の視線の方には、{真横向き(c)}に近く、黄色い色合いが優勢であり、一方、青色おびたNGC 5963(3)は比較的{正面向き(d)}に近いです。 もちろん、このうまい構図の宇宙写真の光景には他の複数の銀河が侵入しており、その中には、左下にある、小さな楕円銀河NGC 5969(4)が含まれています。私達のいる天の川銀河にある、もっと明るく輝く、スパイク状の星が前景に散在しています。NGC 5965とNGC 5963の銀河は見た目、近くにあり、同じ大きさのようですが、それらは遠く離れていて、関連はなく、偶然に天空上で近くに見えていますNGC 5965は、およそ1億5千万光年の距離にあり、差し渡しは20万光年を超えています。もっと小さなNGC5963は、ほんの4千万光年しか離れておらず、そのため、この横向きの銀河との関連はありません。目で追うのはむずかしいですが、NGC5963の非常に微光な複数の青い渦の腕は、それが、低表面輝度銀河(e)であることを示します

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
運営
(1) ウィキペディア日本語版>(りゅう座)から
(2) GoogleSky>(NGC 5965) から
(3) 同上>(NGC 5963)から
(4) 同上>(NGC 5969)から
(a) 渦状銀河:渦巻き銀河、spiral galaxy
(b) りゅう座:竜座、Draco
(c) 真横向き:edge-on
(d) 正面向き:face-on
(e) 低表面輝度銀河:low surface brightness galaxy