< | 2012/06/08 | > |
暦 | 金星が太陽と共に昇るとき | 最新 |
説明:6月6日(1)に黒海を横切って眺めているこの劇的な望遠鏡写真で分かるのは、金星が太陽と共に昇っているところであり、その惑星は赤くでこぼこした太陽面を背景に影絵(2)となっています。もちろん、赤くなった光は惑星地球の大気の中での散乱が原因であり、この稀な金星の日面通過(a)は、太陽が奇妙な形をしたり、ゆがんだりする(3)ことには影響しませんでした。事実、{イトゥルーリアの壺(b)}の形に太陽が見えるのは、比較的よくあることで、金星の日面通過に比べれば特にそうです。日没と日の出のときに、大気の屈折の効果は、長く低い視線と強い大気温度勾配によって誇張され、作り出しているのは見かけのゆがみや蜃気楼です。そのような状態はしばしば海の水平線が好都合です。
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明日の画像:ひのでの金星 APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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(1) | AstroArts>投稿画像ギャラリー>特集:2012年6月6日 金星の太陽面通過 から | |
(2) | NASA/JPL Solar System Simulator> View of(EARTH)from(NEPTUNE)date(2003/8/4)time(12:00)UTC (0.02)degree field of view | |
(3) | しょさんべつ天文台 >PHOTOS>変形太陽 から | |
(a) | 金星日面通過:Venus transit | |
(b) | イトゥルーリアの壺:エトルリアの壺、Etruscan Vase、エトゥラスカン・ヴェイス | |
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