説明：大きさと基本構成が私たちのいる天の川銀河と似ている、渦状銀河NGC 3370(1)は、およそ1億光年離れており、しし座の方角にあります。この大きく、美しい正面向きの渦状銀河は、{ハボル宇宙望遠鏡(a)}の{先進探査写真機(b)}を使って、上に絶妙な細かさで記録されており、それは、人気を奪っていますが、その鮮明な画像がまた表しているのは、この領域にある複数の背景銀河の印象的に配置であり、更に遠い宇宙を横切ってまき散らされています。NGC3370の内部を観ている、この画像{デイター(ｃ)}が証明しているのは、{セフィアド(d)}と知られている個々の拍動する星々を調査できるほど鮮明であることです。それらの恒星は、この銀河の距離を正確に決めるために使うことができます。NGC 3370がこの調査に選ばれた理由は、この渦状銀河が、1994年に発生したよく調査された星の爆発、つまり、Ia型超新星(e)の本拠地でもあったからです。セフィアドによる測定結果に基づいたこの基準光源（ｆ）である超新星までの既知の距離と、更により遠い距離にある複数の超新星の観測結果を結び付けることにより、宇宙自体の大きさと膨張率を表すことができます。

ギャラリー：近くの渦状銀河M74に発生した最新の超新星