< | 2013/09/26 | > |
暦 | M31対M33 | 最新 |
説明:惑星地球の空で視角がおよそ14度(満月28個分)離れた、{渦状銀河(a)}M31とM33(1)は両方とも、私たちのいる天の川銀河とともに{近隣銀河群(b)}の中で大型の一員です。この広角、望遠鏡組合せ画像が捉えているのは、両者における多彩で詳細な渦状構造であり、これらの巨大な近隣の銀河達は、{アンドゥラメダ座(c)}の{ベイター星(d)}である明るい{ミラーク(e)}の両側で釣り合っているように見えます。しかし、M31、アンドゥラメダ銀河は、実は250万光年離れており、M33、{さんかく銀河(f)}は、同様におよそ300万光年離れています。ミラークは、太陽からほんの200光年で、まさに天の川の中にあり、写真枠の中を漂う、塵からなる微光の複数の雲を伴っており、それらは、銀河面のたった数百光年上方にあります。M31とM33は、遠く離れているように見えますが、相互重力の支配下にあります。電波天文学者達が発見したのは、この二つをつなげるかもしれない中性水素ガス(2)からなる一本の橋の複数の兆候であり、過去に近接遭遇した証拠です。測定結果に基づき、重力シミュレイションで現在予測されているのは、天の川銀河、M31及びM33はすべて、相互に近接遭遇を経験し、もしかすると何十億年かの将来に統合されることでしょう。
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明日の画像:岩の上のM31とM33 APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
運営 |
(1) | GoogleSky>(01h 09m 43.96s, +35° 37′ 14.0″ )>星座 から | |
(2) | AstroArts >天文ニュース > 2013年5月 >2013/05/10>2つの銀河の間に見つかった中性水素ガスのかたまり から | |
(a) | 渦状銀河:渦巻き銀河、spiral galaxy | |
(b) | 近隣銀河群:局部銀河群、Local Group | |
(c) | アンドゥラメダ座:アンドロメダ座、constellation Andromeda | |
(d) | ベイター星:ベータ星、beta star | |
(e) | ミラーク:ミラク、Mirach | |
(f) | さんかく銀河:さんかく座銀河、Triangulum Galaxy | |
(m) | 動画 | |
2015 September 26 2013 September 26 |