説明：これは、{サイ-ファイ(a)}特殊効果映画の一場面ではありません。緑色の光線と赤い月の円盤は、十分現実のことであり、4月15日の早朝の時間に撮られました。もちろん、赤くなった月の円盤は説明が簡単で、この画像が今週の皆既月食の間に撮られたからです。{地球の}影に沈んだ、食になった月が反射するのは、惑星地球の縁の周りから漏れ出てくる暗い、赤くなった光であり、全ての日の入りと日の出からのもので、そのとき、地球は、月からの眺望では影絵になって見えています。しかし、緑色の光線は実は{レイザー(b)}です。ニュー・メキシコウ南部にあるアパッチ・ポイント天文台(1)の3.5m径望遠鏡からこの光線は照射され、その光路がはっきり表わされているのは、地球の大気がこの強力なレイザー光の一部を散乱するからです。このレイザーの目標は、{アポロウ15号(c)}の{逆反射装置(d)}であり、1971年に宇宙飛行士達によって月面に残されました。戻ってくるレイザー・パルスの光伝播時間の遅れを決めることで、{UCサン・ディエイゴウ校(e)}の{実験ティーム(ｆ)}は、地球‐月間の距離(2)を{ミラミーター(g)}精度で測定することと{アインスタイン(h)}の重力理論である、一般相対性理論の試験を提供することができます。皆既月食の間に月レイザー測距実験の実施では、地球を宇宙の光{スウィッチ(i)}のように使います。直射日光が遮られたことで、この反射装置の性能は、通常の満月の間の太陽光によって照らされた時の性能を超えて改善され、それは、本当に"満月の呪い"として知られる効果です。

 

検索	明日の画像：ゾーン内 APOD（原文）著者と編集者：ロバート・ニーミャロフ（MTU），ジェリー・バーンニル　 APOD日本語版編集と翻訳：丹羽　愛一郎	運営
新検索		ランダム・エイポッド
(1)	GoogleMap＞（loc: 32.780278,-105.820278）＞衛星　から
(2)	理科年表-オフィシャルサイト＞理科年表FAQ＞天文部＞月までの距離はどのようにして測定するのでしょうか？ から
(a)	サイ-ファイ：SF、サイエンス・フィクション、sci-fi
(b)	レイザー：レーザー、laser
(c)	アポロウ：アポロ、apollo
(d)	逆反射装置：リトロリフレクター 、retroreflector
(e)	サン・ディエイゴウ：サン・ディエゴ、San Diego
(f)	ティーム：チーム、team
(g)	ミラミーター：ミリメーター、millimeter
(h)	アインスタイン：アインシュタイン、Einstein
(i)	スウィッチ：スイッチ、switch
(m)	動画