2014/07/03
はくちょう座の壁に沿って 最新

説明:顕著な尾根のような発光がこの鮮やかな空の眺めの特徴で、{はくちょう座の壁(a)}として知られています。北アメリカ星雲と一般的に呼ばれる特徴的な形をしたもっと大きな発光星雲の一部であるこの尾根は、幅がおよそ10光年あり、{メキシコウ(b)}の西海岸を連想させる輪郭に沿っています。狭帯域画像{デイター(c)}から組み立てられた、この宇宙の拡大画像には、硫黄、水素、及び酸素原子からの発光が、それぞれ赤、緑、及び青色で、描かれています。その結果が強調するのは、明るく輝く{電離波面(d)}で、影絵になった、黒い、塵の多い形状の細かな詳細部を伴っています。この領域にある若い高温の重い恒星からくる、{エナジーのある(e)}放射によって削られた、この眺めの中にある複数の黒い形状は、低温のガスと塵からなる雲で、おそらくその中で形成中の恒星を伴っています。北アメリカ星雲NGC 7000(1)自体は、およそ1500光年離れています。それを見つけるには、空高く飛ぶ、はくちょう座にある、明るい恒星デネブの北東を観てください。

検索 明日の画像ロケットの赤いまぶしい光
APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル 
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
運営
新検索 ランダム・エイポッド
(1) GoogleSky>(20h 59m 18s, +44° 30′ 60″)>星座 から
(a) はくちょう座の壁:はくちょう座ウォール、シグナス・ウォール、Cygnus Wall
(b) メキシコウ:メキシコ、Mexico
(c) デイター:データー、data
(d) 電離波面:電離波面、イオン化フロント 、電離前線、ionization front
(e) エナジー:エネルギー、energy
(m) 動画
マーカー凡例      :画像・翻訳本文掲載                   :外部サイ(ト)リン(ク)Apodj設定リン(ク)
          :翻訳本文未掲載              :画像未掲載(一部)
 2016 October 11 2015 March 12 2014 July 3