2014/11/07
ダイオウニの月面図 最新

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The Map of Dione
Image Credit: Map - Paul Schenk (LPI), Image Data - Cassini, ISS, JPL, ESA, NASA

説明:この円筒図法(3)による全球図は、土星(1)の中規模の氷の月に関する新しい六つの色彩月面図のうちの一つであり、それらは、カッシーニ宇宙船から得られた10年間の画像{デイター(a)}を使って作図されました。1684年にカッシーニ(天文学者)によって発見された、{ダイオウニー(b)}は、差し渡しがおよそ1120kmです。赤外線から紫外線まで広げられたデイターに基づいた、この最新の宇宙時代の月面図の最高解像度は、1画素あたり250mです。注目すべき明るさの違いがこの潮汐固定(c)された月の、より明るい{進行方向前面の半球(d)}(右側)とより暗い{進行方向後面の半球(e)}の間にあり、はっきりと目立っています。幅広いE環内で土星を軌道周回している他の月のように、ダイオウニーの進行方向前面の半球が輝きを維持しているのは、この微光の環が持つ氷のような物質からなる被覆を得ているからです。E環の物質は、土星の月(2)、{エンセラダス(f)}の南極上にある複数の間欠泉によって、絶えず補充されています。複数の、より明るく色をした、より新しい表面の割れ目もまた、{クレイター(g)}のある暗い色の進行方向後面の半球を横切って見えています。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル 
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
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(1) NASA/JPL Solar System Simulator>view of(SATURN)from(CASSINI)date(2014/11/7)time(00.00)UTC(45)degrees field of view から
(2) 宇宙情報センター / SPACE INFORMATION CENTER>土星の衛星 から
(3) ウィキペディア>(投影法 (地図))から
(a) デイター:データー、data
(b) ダイオウニー:ディオネ、Dione
(c) 潮汐固定された:tidally locked
(d) 進行方向前面の半球:leading hemisphere
(e) 進行方向後面の半球trailing hemisphere
(f) エンセラダス:エンケラドゥス、 Enceladus
(g) クレイター:クレータ、crater