説明：この太陽の怪物のように見える"かぎづめ"の中には、地球が10個、楽に入ってしまいます。この怪物は、実は巨大な爆発性の紅炎(a)であり、私達の太陽から出て行くところが、この圧縮された30分のコマ撮り画像内に見えています。しかし、この大きな紅炎が重要なのは、その大きさだけでなくその形のためです。８の字型にねじれた形が示しているのは、複雑な磁場が、出現している複数の太陽粒子の中を縫うように通り抜けていることです。太陽表面のすぐ内側にあるガスの自転差異が、この表面爆発の説明に役立つかもしれません。この5コマ動画(m)の撮影は、2000年はじめに、太陽を周回する{ソウホウ衛星(b)}によって行われました。巨大な紅炎や{エナジー(c)}のある{コロウナ大噴出(d)}(CME) は、比較的まれなことですが、それらが今再び、もっと頻繁に発生しているのは、私達が太陽活動極大期近くにあるからで、それは、11年の太陽周期で黒点や太陽活動が極大になる時期です。

検索	明日の画像：雪の怪物の空 APOD（原文）著者と編集者：ロバート・ニーミャロフ（MTU），ジェリー・バーンニル　 APOD日本語版編集と翻訳：丹羽　愛一郎	運営
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(a)	紅炎：プロミネンス、prominence
(b)	ソウホウ：ソーホー、SOHO(Solar & Heliospheric Observatory)、太陽･太陽圏観測宇宙天文台
(c)	エナジー：エネルギー、energy
(d)	コロウナ大噴出：コロナ質量放出、Coronal Mass Ejection　(CME)
(m)	動画
4 2015 January 25 2008 June 1  2003 February 23 2000 April 3