説明：南方の星座、からす座(a)にある、約6千万光年離れている、二つの大きな銀河(1)は衝突中です。その二つの銀河は、NGC 4038 および NGC 4039として登録されており、その中にある星々は、何億年も続いているこの重々しい大異変の経過の中で衝突することは滅多にありません。しかし、分子ガスや塵からなるそれらの大きな雲はしばしば衝突(2m)して、星形成の激しい出来事を複数、この宇宙の残骸の中心近くで、引き起こしつつあります。幅がおよそ50万光年ある、このすばらしい重ね合わされた眺めがまた表しているのは、複数の新しい星団と、この思いがけない出来事の現場から複数の重力的な潮汐力によって遠く飛ばされた物質です。このすばらしい合作画像は、複数の大規模かつ微光の潮汐流を明らかにするために大小の地上にある望遠鏡からの{デイター(b)}を使って組み立てられたひとつの組み合わせ画像に、{ハボル宇宙望遠鏡(c)}によって非常に詳細に画像化された複数の明るく輝く核を重ね合わせてあります。もちろん、これらの長く伸びた弧状の構造の見た目の姿から連想させる、このひと組の銀河に与えられた良く知られた名前は、{触角銀河(d)}です。

検索	明日の画像：雪球 APOD（原文）著者と編集者：ロバート・ニーミャロフ（MTU），ジェリー・バーンニル　 APOD日本語版編集と翻訳：丹羽　愛一郎	運営
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(1)	GoogleSky＞（12h 01m 53s, −18° 52′ 10″）から
(2)	4D2U Project Website＞Contents＞ムービー＞銀河衝突 (II. 斜め衝突の場合)　から
(a)	からす座：烏座、Corvus
(b)	デイター：データ、data
(c)	ハボル宇宙望遠鏡：ハッブル宇宙望遠鏡、Hubble Space Telescope
(d)	触角銀河：アンテナ銀河、Antennae
(m)	動画
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