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暦 | MyCn18:砂時計星雲 | 最新 |
説明:砂時計形の惑星状星雲の中央にある星の、時の砂が無くなりつつあります。その核燃料を使い果たして、この太陽規模の恒星は、その一生の内の短く壮大な終了段階(1)になりますが、そのとき、複数の外層が放出され、その核は、冷やされ、次第に消えてゆく{白色小星(a)}になっていきます。1995年に天文学者達は、{ハボル宇宙望遠鏡(b)}(HST)を用いて、一連の惑星状星雲の画像を作成し、それらの中には、上の画像が含まれています。ここにあるのは、繊細な複数の輪であり、色鮮やかに輝くガス(窒素が赤、水素(m)が緑、そして酸素が青)から構成されるそれらが描き出しているのは、この"砂時計"の薄い壁の輪郭です。HSTによるかつて無いほど鮮明なこれらの複数の画像が表しているのは、この星雲の噴出過程の驚くべき複数の詳細部であり、惑星状星雲の複雑な複数の形状や対称性に関する、未解決な謎を解くのに役立っています。
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明日の画像:火山と宇宙 APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・バーンニル APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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(1) | AstroArts> 天文ニュース> 2003年12月 >2003/12/08 >ハッブルが捉えた、死にゆく恒星の姿 から | |
(a) | 白色小星:白色矮星、white dwarf | |
(b) | ハボル宇宙天文台:ハッブル宇宙望遠鏡、HST:Hubble Space Telescope | |
4 2011 August 7 2002 June 15 2000 June 4 September 14, 1997 January 18, 1996 |