< | 2015/09/26 | > |
暦 | M31対M33 | 最新 |
説明:惑星地球の空では、視角がおよそ14度(満月28個分)離れた、左側の{渦状銀河(a)}M31と、M33は両方とも、私たちのいる天の川銀河とともに{近隣銀河群(b)}を構成する大型銀河です。狭角と広角の多重写真機による画像を組合せたこの画像で分かるのは、両者内の渦状構造の詳細部であり、一方、これらの巨大な近隣の銀河達は、{アンドゥラメダ座(c)}の明るい{ベイター星(d)}である{ミラーク(e)}の両側(1)にある、星の多い領域内で釣り合っているように見えます。ミラークは、太陽からほんの200光年にあります。しかし、M31、アンドゥラメダ銀河は、実は250万光年離れており、M33、{さんかく銀河(f)}は、同様におよそ300万光年離れています。遠く離れているように見えますが、M31とM33は重力闘争に関わっています。事実、電波天文学者達が発見したいくつかの兆候は、この二つをつなげられるかもしれない中性水素ガスからなる一本の橋であり、それは過去にもっと近くで遭遇した証拠です。測定結果に基づき、複数の{重力シミュレイション(g)}で現在予測されているのは、天の川銀河、M31及びM33はすべて、相互に近接遭遇を経験し、もしかすると何十億年かの将来に統合されることでしょう。
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明日の画像:スーパームーンの日曜日 APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・ボネール APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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(1) | GoogleSky>(01h 09m 43.9236s, +35° 37′ 14.008″ )>星座 から | |
(a) | 渦状銀河:渦巻き銀河、spiral galaxy | |
(b) | 近隣銀河群:局部銀河群、Local Group | |
(c) | アンドゥラメダ座:アンドロメダ座、constellation Andromeda | |
(d) | ベイター星:ベータ星、beta star | |
(e) | ミラーク:ミラク、Mirach | |
(f) | さんかく銀河:さんかく座銀河、Triangulum Galaxy | |
(g) | シミュレイション:シミュレーション、simulation | |
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