説明：この望遠鏡で拡大された眺めが引き立てているのは、そうしなければ微光の、発光星雲IC 410です。それがまた特色にしているのが、ガスと塵からなる宇宙の池に生息する二つの目立ったものであり、中央右下にいる、IC410のオタマジャクシ達です。前景にある塵によって部分的に隠されている、この星雲自体が取り囲んでいるのはNGC 1893であり、ひとつの若い銀河星団(a)です。星間雲内でほんの400万年前(1)に形成された、この極端に高温で明るく輝く星団の星々がこの光るガスに{エナジー(b)}を与えています。もっと密度が高く、もっと低温のガスや塵で構成された、これらのオタマジャクシ達は、長さが約10光年あり、おそらく進行中の星の形成域です。この星団の星々からくる恒星風や放射によって削れている、それらの頭部は明るい尾根状の電離したガスによって輪郭が描かれており、一方、それらの尾は、星団の中央域から遠ざかる方向に伸びています。IC410は約1万光年離れており、星雲が豊富な、ぎょしゃ座の方向にあります。

	明日の画像：噴氷 APOD（原文）著者と編集者：ロバート・ニーミャロフ（MTU），ジェリー・ボネール APOD日本語版編集と翻訳：丹羽　愛一郎	運営
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(1)	ウィキペディア＞（地球史年表）＞ 5.2 1000万年前 〜 100万年前 から
(a)	銀河星団：galactic cluster of stars
(b)	エナジー：エネルギー、energy
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