< | 2016/01/16 | > |
暦 | M106の方向の眺め | 最新 |
説明:大きく、明るく輝く、美しい渦状の{メシエイ106(1a)}がいるのは、この銀河で満ちた宇宙の光景の中央です。この視角2度幅の望遠鏡の視野が臨んでいるのは、うまく訓練された星座、りょうけん座の方向で、おおひしゃく(北斗七星)の柄の近くにあります。NGC 4258としても知られている、M106は差渡しがおよそ8万光年で、2350万光年離れており、りょうけん座Ⅱ銀河群(d)の最大の銀河です。遠く離れた銀河として、M106までの距離がよく分かっている理由の一部は、この銀河が持つ珍しい{メイザー(b)}すなわち、{マイクロ波レイザー放射(c)}を記録することで、それを直接測定できるからです。大変希ですが自然に起こる、このメイザー放射を作り出すのは、水分子であり、この銀河の活動銀河核を周回する複数の分子雲内にあります。この光景内にあるもうひとつの目立つ{渦状銀河(e)}は、ほぼ真横向きに見えている、NGC4217であり、M106の右下にあります。NGC4217までの距離は、あまりよく知られておらず、推定ではおよそ6000万光年です。
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明日の画像:銀河中心部 APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・ボネール APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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(c) | マイクロ波レイザー放射:マイクロ波レーザー放射、microwave laser emission | |
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(e) | 渦状銀河:渦巻き銀河、spiral galaxy | |
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