Image Credit & Copyright: Federico Pelliccia
説明：これらの宇宙の雲が花開いているのは1300光年離れたところであり、{シーフィアス座(a)}にある、星が豊富な星域の中にあります。{アイリス星雲(b)}と呼ばれる、NGC 7023は、花の象形を思わせる唯一の星雲ではありません。それでも、この長時間露出の望遠鏡による画像が引き立てているのは、アイリス星雲の色彩範囲や対称性であり、それらは周囲を取り巻く星間塵内に埋め込まれています。アイリス星雲の内部自体では、塵の多い星雲の物質が高温の若い恒星をひとつ取り囲んでいます。この比較的明るい反射星雲の優勢な色は青で、それは、恒星の光を反射する、粉塵の特徴です。反射星雲の中央にある複数の繊維状のものは、赤みを帯びた微光の{光励起発光(c)}で輝いており、それは、ある種の粉塵が、この星が持つ目に見えない紫外線放射を可視の赤い光に効率的に変換しているからです。赤外線による複数の観測結果によって示されるのは、この星雲が{パーズ(d)}として知られる複雑な炭素分子を複数の含んでいるかもしれないことです。このアイリス星雲の複数の小さな青い花弁は、幅がおよそ6光年あります。 この多彩な視野は、天空を横切って満月ほぼ5個分に達します。
地震情報：日本地震マップ（2016/4/6- 2016/5/6）(1m)