2016/10/18
ポンプ座銀河団 最新

説明:複数の銀河が天空に点在しているのは、{ポンプ座銀河団(a)}のこの印象的な広域の長時間露出画像内です。おとめ座銀河団、ろ座銀河団についで、地球に三番目に近い銀河団である、ポンプ座銀河団は、その密集度と{渦状銀河(b)}を超える楕円銀河の高比率で知られています。ポンプ座銀河団は、{エイボルS0636(c)}と登録されており、幅がおよそ2百万光年あり、およそ1億3千万光年はなれており、空気ポンプの星座(1)、ポンプ座の方向にあります。この銀河団は、200の構成銀河の中で、ふたつのめだつ銀河群が画像の最下部中央と左上にありますが、中心となる優勢な単一銀河はありません。左側にある、ガスからなる垂直の赤いリボン状のものは、前景にあるポンプ座超新星残骸に関係していますが、銀河団とは関連していないと考えられています。この主役の重ね合わせ画像は、{ニュー・ジーランド(d)}から撮られたもので、6ヶ月に亘り撮られた150時間を超える露出画像から得られた結果でした。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU),ジェリー・ボネール(UMCP)  
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
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(1) ウィキペディア>(ポンプ座)から
(a) ポンプ座銀河団:Antlia Cluster、The Antlia Cluster of Galaxies、アントゥリーア銀河団
(b) 渦状銀河:渦巻銀河、spirals、 spiral galaxy
(c) エイボル:エイベル、Abell
(d) ニュー・ジーランド:New Zealand
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