2017/10/17
太陽系外縁部にあるハウメイア 最新

説明:太陽系外縁部にある最も変わった天体の一つに、環が一つあることが最近分かりました。この天体は、{ハウメイア[a]}と名付けられ、5番目に指定された{準惑星[b]}であり、{冥王星シリーズエリス、及びマーケイマーケイ{cdef]}に次ぐものです。ハウメイア[1]の楕円の形状からそれは非常に特異なものになっています。ある方向からは、ハウメイアは冥王星よりも著しく長く、一方、別の方向からはハウメイアは冥王星と大変似た広がりをもち、また、第三の方向からはかなり小さくなります。ハウメイアの軌道により、それはときどき、冥王星よりももっと太陽に接近しますが、通常はハウメイアはもっと遠くにあります。上を描いた、画家はハウメイアを{クレイターのある楕円体[g]}として視覚化し、ひとつの一様な環によって囲まれています。最初に発見されたのは2003年であり、{2003 EL61という暫定的な名称[2h]}が与えられたハウメイアは、2008年に、{ハワイィの神[i]}にちなんで、{IAU[j]}によって名前が変更されました。今年発見された環の他に、ハウメイアは2005年に発見された二つの小さな月を持っており、この神の娘たちにちなんで、{ヒィーアーカナマカ[kl]}と名付けられました。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
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[1] アスロアーツ>アーカイブ>月別アーカイブ>2017年>10>2017/10/17> 準惑星ハウメアに環 から
[2] 月探査情報ステーション>月・惑星へ>惑星探査>惑星探査の基礎知識>小惑星について>小惑星の命名法 から
[a] ハウメイア:ハウメア、Haumea
[b] 準惑星:dwarf planet
[c] 冥王星:プルート、プルートウ、Pluto
[d] シリーズ:ケレス、セレス、セリーズ、Ceres
[e] エリス:イーリス、Eris
[f] マーケイマーケイ:マケマケ、Makemake
[g] クレイターのある:クレーターのある、cratered
[h] 2003 EL61:IAUによって設定された仮符号で、[2003:2003年]の[E:3月1日〜15日の期間]に発見された[L61:1536番目(=25*61+11(L))]の小惑星
[i] ハワイィ:ハワイ、Hawaii
[j] IAU:International Astronomical Union、国際天文学連合
[k] ヒィーアーカ:ヒイアカ、Hi'iaka
[l] ナマカ:Namaka
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