< | 2018/03/01 | > |
暦 | 月面XとV | 最新 |
説明:この月の光景内で目立つ"Ⅹ"は、双眼鏡か小型の望遠鏡で容易に見ることができますが、それを見たことのある方はあまり多くありません。その難点は、この{月面X[a]}がすぐに過ぎ去り、見えているのは、月が上弦の相になる前の何時間かだけです。月の昼と夜の間にある影の線に沿った、この"X"の幻影を作り出しているのは、{複数のクレイター[b]}の配列であり、ここでは、左の方に見えており、{ブランキーノス、ラ・キャイ及びプルバーキオス[cde]}です。月が上弦の相に近いときに、これらのクレイターの位置に近いところに宇宙飛行士が立つと、地平線のかなり近くをゆっくりと昇っていく太陽を観ることでしょう。一時的に、これらのクレイターの壁が日差しの中に入ると、そのときクレイターの底は暗いままでしょう。惑星地球から見ると、暗い底に対して明るく輝く対照的な壁の部分は、偶然、"Ⅹ"のように際だって見えます。月面Ⅹのこの鮮明な画像が撮られたのは、2月22日でした。特別な栄誉として、月の{明暗境界線[f]}に沿って目を動かしていくと、見つけられるのが、{月面V[g]}です。
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明日の画像:自転する惑星からの眺め APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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ランダム・エイポッド | ||
[a] | 月面X:ルナーX、lunar X | |
[b] | クレイター:クレーター、crater | |
[c] | ブランキーノス[ラテン]: ブランキヌス、ブランキナス[米]、Blanchinus | |
[d] | ラ・キャイ[仏]:ラ・カイ[仏]、La Caille | |
[e] | プルバーキオス[Purbachius、ラテン]:プールバッハ、ポイヤーバッハ[Peuerbach、独]、プールバック[Purbach,米]、Peurbach, | |
[f] | 明暗境界線:terminator | |
[g] | 月面V:ルナーV、lunar V | |
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