2018/05/09
ハボルから観た赤い長方形星雲 最新

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The Red Rectangle Nebula from Hubble
Image Credit: Hubble, NASA, ESA; Processing & License: Judy Schmidt

説明:この特異な{赤い長方形星雲[a]}は、どのように作り出されたのでしょうか?この星雲の中心にあるのは、年をとったひとつの連星系で、それは確かにこの星雲にパワーを与えていますが、今までのところ、その複数の色を説明していません。赤い長方形星雲のその特異な形は、おそらくひとつの{トーラス形[b]}をした厚い塵が原因で、それが、そうでなければ球形であった流出を締めつけて、先端を接したの二つの円錐の形状にしています。なぜなら、真横からトーラスを眺めているからであり、二つの円錐形の境界の縁が"X"の形をしているように見えます。はっきりしたはしごの段状のものから連想されるのは、間欠的にその流出が起きていることです。しかし、この星雲の特異な色彩は、あまり解明されておらず推測では、それらを部分的にもたらしているのは炭化水素分子であり、それは実際に有機生物の基本要素になるのかもしれません。赤い長方形星雲は、およそ2300光年離れており、{ユニコーンの星座、いっかくじゅう座[c]}の方向[v]にあります。その星雲が、かなり詳細にここに示されており、{ハボル宇宙望遠鏡[d]}からの画像が最近再処理されたためです。数百万年経つと、中央の恒星のひとつが核燃料を更に使い果たすことになるので、この赤い長方形星雲は、おそらく花を咲かせて[v]、ひとつの惑星状星雲になるでしょう。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
運営
ランダム・エイポッド
[a] 赤い長方形星雲: Red Rectangle nebula
[b] トーラス形:円環体、"穴あきドーナツ形"、torus
[c] いっかくじゅう座:一角獣座、Monoceros、ユニコーン、Unicorn
[d] ハボル[米]:ハッブル[慣]、hubble
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