説明：大きい銀河達は小さい銀河達を”食べて”成長します。私達がいる銀河でさえも習慣としているのが、銀河の共食いであり、"飲み込み”つつあるのは、小さな銀河たちで、それらはあまりに近づきすぎて、天の川の重力に捕らえられたものです。事実、宇宙ではこの習慣はよく起こることで、それを例示しているのが、この印象的なペアとなった相互作用しつつある銀河であり、"川"を意味する南の星座、{イリドゥネス座[a]}の岸にあります。5千万光年を超え離れたところにある、この大きな、{歪んだ渦状銀河NGC 1532は、小型銀河NGC 1531(中央右側)[bcd]}との"重力闘争"にはまっているのが見えており、その争いでは小さい方の銀河が最終的に負けることでしょう。{真横向き[e]}に見えている渦状銀河NGC 1532は幅が、およそ10万光年あります。この鮮明な画像内にうまく詳細に表されている、NGC 1532/1531のペアが、似ていると考えられているのは、{正面向きの渦状銀河と小さな伴銀河[fg]}からなる、よく研究された銀河系であり、{M51として知られています[h]}。

検索	明日の画像：複数の青空 APOD（原文）著者と編集者：ロバート・ニーミャロフ（MTU）、ジェリー・ボネール(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳：丹羽　愛一郎	運営
		ランダム・エイポッド
[a]	イリドゥネス座[米]：エリダヌス座[慣]、Eridanus
[b]	渦状銀河：渦巻き銀河[慣]、spiral galaxy
[c]	NGC：New General Catalog of star clusters and nebulae、星団と星雲に関する新総目録、新一般目録
[d]	小型銀河：矮小銀河[慣]、dwarf galaxy
[e]	真横向き:edge-on
[f]	正面向き：ｆace-on
[g]	伴銀河：companion（galaxy）
[h]	M：Messier Catalog、Catalog of Nebulae and Star Clusters by Messier（メシエイによる星雲と星団に関する目録）
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