< | 2018/09/27 | > |
暦 | M33:さんかく座銀河 | 最新 |
説明:この小さな北天の星座、{さんかく座[a]}が抱いているは、この壮大な{正面向き[b]の渦状銀河[c]であるM33[d]}です。それが持つ、よく知られた名前に含まれるのは、{ピンウィール銀河[e]}、あるいは、単にさんかく座銀河です。M33は、直径が5万光年を超えており、{近隣銀河群[f]}の中では三番目に大きい銀河であり、{アンドゥラメダ座銀河(M31)[g]}と私達がいる天の川(銀河)に次ぐものです。天の川銀河からおよそ300万光年離れているM33は、それ自体アンドゥラメダ座銀河の{付随銀河[h]}のひとつであると考えられており、これら二つの銀河内にいる天文学者たちは、おそらく、巨大な渦を巻いたような{銀河系[i]}の雄大な眺めをお互いに見ていることでしょう。惑星地球からの眺めに関して、この鮮明な画像が見せつけているのは、M33が持つ、複数の、青い星団や桃色を帯びた{恒星の形成域[j]}であり、それらは、この銀河のゆるく巻かれた{複数の渦状腕[k]}に沿っています。事実、{洞窟状のものがたくさんあるNGC604[l]}が、最も明るい、恒星の形成域であり、ここでは、この銀河の中心部からおよそ{時計の}7時の位置に見えています。M31のように、M33にある複数のうまく測定された変光星の集団が役立てられて、この近隣にある渦状銀河は、この宇宙の距離を計るものさしを確立するための{"宇宙における基準尺度"[m]}のひとつになっています。
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明日の画像:ケイヴ APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎 |
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ランダム・エイポッド | ||
[a] | さんかく座[<慣>]:三角座、トゥライアンギュラム[Triangulum <English>] | |
[b] | 正面向き[<apj>]:フェイスオン[face-on <English> <慣>] | |
[c] | 渦状銀河[<apj>]:渦巻銀河[<慣>]、スパイラル銀河[spiral galaxy <English>] | |
[d] | M:メシエイ天体[Messier object <English> Messier <French> <apj>] 、メシエ天体[慣]、メシエイ目録に掲載されている彗星ではない天体 | |
[e] | ピンウィール銀河[Pinwheel Galaxy <English> <apj>]、通常M101の別名であることが多く、海外の一部でM33の別名にもなっている。 | |
[f] | 近隣銀河群[<apj>]:局部銀河群[<慣>]、Local Group of galaxies | |
[g] | アンドゥラメダ座銀河[Andromeda Galaxy <English> <apj>]:アンドロメダ銀河[<慣>] | |
[h] | 付随(銀河)[<apj>]:衛星(銀河)[<慣>]、伴(銀河)[<慣>]、サテライト銀河[satellite (galaxy) <English> <naoj>] | |
[i] | 銀河系[<apj>]:恒星系、星系[<慣>]、star system | |
[j] | 恒星の形成域[<apj>]:星の形成領域[<慣>]、star forming region | |
[k] | 渦状腕[<apj><天辞>]:渦巻腕(うずまきうで)[<天辞>]、スパイラル・アーム[spiral arm <English> <wiki>] | |
[l] | NGC:New General Catalog of star clusters and nebulae、星団と星雲に関する新総目録、新一般目録、NGCカタログ[天辞] | |
[m] | 宇宙における基準尺度[<apj>]:宇宙の物差し[<慣>]、cosmic yardstick | |
他言語版 | cs | en-GB | fr | gl | | ||
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