| ＜ | ２０１９／０１／２６ | ＞ |
| 暦 | 地球の本影 | 最新 |
説明：惑星地球の暗い内側の影は、本影と呼ばれます。円錐のような形をして宇宙へ伸びているそれは、円形の横断面を持ち、それを最も容易に見ることができるのは、月食の間です。たとえば、1月21日に満月が滑るように横切ったのは、地球の本影の北側半分であり、この惑星中の大部分で月を観望された方達を楽しませました。この食の皆既段階において、月が完全に本影内にいたのは、63分間でした。{晴天の暗い空の下で、イターリアのキウドゥーノ[1]近くの丘陵群から記録されたこの重ね合せられた月食画像に使われているのは[abc]}、皆既段階（中央）と部分食段階の複数の連続写真であり、本影の曲線の縁の大部分を描きだしています。大気によって地球の影の中へ散乱された太陽光を反射している月面は皆既食の間、赤くなって見えています。しかし、その本影に近い、食になった月の縁は明らかに青い色合いを示しています。{その青い食となった月の光は、上部成層圏の高層部の中を通過する太陽光線から生じ、色づけしているのはオウゾンであり、それは赤い光を散乱し、青い光を透過します[d]}。
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明日の画像：天空を横断中 APOD（原文）著者と編集者：ロバート・ニーミャロフ（MTU）、ジェリー・ボネール(UMCP) APOD日本語版編集と翻訳：丹羽 愛一郎 |
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