2019/03/19
エイベル370:銀河団・重力レンズ 最新

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Abell 370: Galaxy Cluster Gravitational Lens
Image Credit: NASA, ESA, Hubble; Processing & Copyright: Rogelio Bernal Andreo (DeepSkyColors.com)

説明:あの不思議な複数の弧状のものは何でしょうか?エイベル370銀河団を画像化しているときに、天文学者達はひとつの特異な弧状のものに気づきました。その弧状のものはすぐに理解できませんでした。つまり、もっと良い複数の画像で、その弧が、ひとつの重力レンズによるかつて見たことのない種類の天体物理現象であったことそして、そのレンズが銀河団全体の中央にあることが示されるまでは分かりませんでした。現在、私達が知っているのは、この弧状のものは、この銀河団内で最も明るいもので、実は二つの歪んだ像から構成されており、それらは、偶然もっと遠くにある、ごく一般的な一つの銀河です。エイベル370の重力が引き起こしているのは、その背景にある複数の銀河の光やその他が複数の経路[v]にそって広がったあと、観測者のところに集まってくることです。{それは、一つのワイン・グラスのステムを通して遠くからの光を見えるのとあまりちがいはありません[ab]}。ここで主役となっている黄色い像のほとんど全ては、エイベル370銀河団内にある銀河です。{しかし、ひとつの鋭い目で見つけられるのは、たくさんの不思議な弧状のもの歪んだ小弧状のものであり、それらは実は、重力的にレンズ作用を受けた遠方の一般的な複数の銀河の像です[c]}。{エイベル370やその複数の像を研究することで、天文学者達に与えられるのは、銀河団や宇宙内にある通常の物質や未知物質の分布を覗く、ひとつの独特な窓です[d]}。

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APOD(原文)著者と編集者:ロバート・ニーミャロフ(MTU)、ジェリー・ボネール(UMCP)
APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎
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